私と妻は別々の部屋で仕事をしています。

 

妻は陽当たりが良く、冬でもポカポカする二階の８畳の洋間、私は一階の陽当たりが悪く、冬は特に寒い四畳半の和室が仕事場です。

 

お互いに仕事をしているので、家のことは役割分担することになっています。

買い物は主に私が行き、妻は食べるのが主な役割。

食器の洗いものは、量が多い時は私がし、少量の時は妻がします。

ちなみに洗濯は主に私がして、妻は時々する程度。

 

住んでいるのが一軒家で、小さな庭があるのですが、春から秋の間は

すぐに雑草が生えてしまいます。

私の役割は草むしりなど庭の手入れで、妻の役割は家の中の掃除ですが、

私がやるのがほとんどです。

 

庭の手入れも、妻は過去に一度だけ手伝ってくれました。

剪定鋏を持ち、一度だけ鋏を動かして、葉っぱ一枚を切っただけで終わったのですが、手伝ってくれました。

 

優しい妻とはこのように、きれいに役割分担しているのですが、

私の仕事が忙しかったり、やることが多すぎた時、私はつい文句を言ってしまいます。

「私ばっかりやってる…」って。

そうすると、妻の返事は

「私だってやってるでしょ！」

「庭の手入れも手伝ったことあるでしょ！」

「前に寝込んだ時、買い物から食事の準備、洗濯まで全部していた、あれは何だったの？！」

 

 

この私が寝込んだ時というのは、今から１０年以上前に体調を崩して一ヶ月程家で療養していた時のことです。

 

顔を真っ赤にし、目を見開き、興奮状態で怒鳴られると、その迫力に押されて

「そっかぁ…」って言ってしまいます。

 

こんな優しい妻が時々やってくれる家事には本当に感謝しています。

私は、こんな妻が大好きです。。。