episode58設備点検
私と妻は、昨年末に戸建て住宅から現在のマンションに引っ越してきました。
このマンションは決して大きなものではありませんが、それでも10階以上あるので、多くの方々が住んでおり、管理会社も非常にしっかりしています。
戸建てと違うのは、設備点検が定期的におこなわれることです。
引っ越し当日には火災警報装置の点検があり、しばらくして排水管の清掃もありました。
そして今日また、6月に火災警報設備の点検があるとの書面がポストに入っていました。
マンション住民の在宅のタイミングを考慮しているのでしょうが、厄介なことに、これらの設備点検はほとんど休日の午前中からお昼頃にかけておこなわれるのです。
このブログ内でも何度か話しましたが、妻も私も自宅で仕事をしているため、お互いに仕事時間は非常に不規則です。
休日もカレンダー通りではありません。
朝まで仕事をし、夕方に起きることなんてざらにあります。
なのに、お昼ごろに宅急便が届くとかなどの場合、受け取りは全て私の担当です。
もちろん点検がおこなわれる日は、私が起きているようにしなければなりません。
以前あった排水管の清掃も午前中でしたが、清掃するのは台所と浴室、洗面所の排水管だったので、妻の仕事部屋兼寝室には関係なく、妻はまだ寝ていました。
私は眠い目をこすりながら対応していましたが、それでも清掃作業の騒音まで防ぐことはできません。
作業時間はおよそ10分ほどでしたが、色んな音が部屋中に鳴り響いていました。
案の定、夕方に起きてきた妻は「うるさくて何度も目が覚めた!」とすごく不機嫌で、私は一日中ビクビクしながら過ごす羽目になりました。
こんな状態なのに、6月に点検される火災警報設備は、妻の寝室にも備えられています。
要するに、点検の時間に妻は起きていなければならないわけです。
きっと妻は、一日中、機嫌が悪いでしょう。
もう今から6月のことを考えると、ドキドキしてしまいます。
マンションの管理会社も、こんな私の事情を察してくれないでしょうか…。
荷物の受け取りだけでなく、設備点検の担当という、こんな大役を私に任せてくれる…
こんな妻が大好きです…。