episode33釣り
このブログで初めて私のことを書かせてもらおうと思います。
私の趣味は釣りです。
海釣りなので、潮の動きが結果を左右することが多いです。
なので、本当はこの日に釣りに行ければいい潮なのになぁって思うことも多いです。
ですが仕事が忙しいこともあってなかなか思う日に釣りに行けません。
それに私が釣りに行くには大きな難問があり、それを解決しておかないと釣りどころではありません。
それは妻の機嫌です。
私が釣りに行ってしまうと、食事の用意ができなくなります。
朝早く出掛けて、夜暗くなってから帰ってくるのですから、当然ではあるのですが…。
そうなると食事は私が事前にお弁当か冷凍食品などを買って用意しておくか、もしくは妻が自分で買いに行くしかありません。
ですが、前の日に買ったお弁当なんて美味しくありませんし、冷凍食品も同じです。
結果的に妻が自分で買いに行くことになってしまいます。
妻もそれを分かっているんでしょう。
私が釣りに行きたいというと、自然に不機嫌そうな顔になります。
不機嫌そうな顔が怒った顔に変化するのは、ほんの些細なことでできてしまうので、気を付けなくてはいけません。
それに、妻は「釣りに行くな」なんて絶対言いません。
いつも「行きたければ行けば…」と言います。
でもその言葉を鵜呑みにすると、後で厄介なことになります。
以前、妻の言葉通り早朝から釣りに行ったことがありました。
帰ってきたのは夜です。
返ると妻が一人で食事していたので、
「ごめんね、一人で食事させちゃって…」って謝ると
「そうよ! 私はこんなに忙しいのに買い物まで行かされて!」
「あなたはいいわよね! 好きなことやって!」
「私はどうなるのよ!」
「ずっと一人で仕事させられて!!」
と真っ赤な顔をして散々文句を言われました。
私はほとんど寝ていないにもかかわらず、釣りの服装のままコンビニに出掛け、妻が好きなスイーツを買いに行く羽目になりました。
きっとコンビニの店員さんも変なカッコでスイーツ買うんだなぁって思ってたでしょう。
それ以来、釣りに行きたくてもなかなか言い出せません。
よっぽど機嫌がいいタイミングを見計らわねば、また厄介なことになります。
要するに私が釣りに行けるのは、妻の機嫌がいい日だけってことで、良い潮とかは無縁です…。
そこで最近は妻のことをこう解釈するよう努めています。
釣りに行くと機嫌が悪くなるのは、きっと寂しいからだって…。
それにあまり寂しいと顔が真っ赤になるんだって…。
でも…
一応「釣りに行きたければ行けば…」って言ってくれる…
こんな妻のことが大好きです。。。